だぁーです。
今週の木曜日、10月29日に技術士第二次試験筆記試験の合格発表があります。
世の中には、わくわく、どきどきの人が多数おられると思います。
昨年は、僕もその一人でした。
筆記試験合格者を対象に口頭試験が実施される訳ですが、今日は、口頭試験を受けるに当たっての心構えについて書いてみましょう。
技術士試験は、他の資格試験のように、「その資格を用いて業務を行うに当たっての必要最低限の知識を持っていることを確認する」試験ではなく、「既に技術士を名乗るに値する人間かどうかを確認する」試験です。
ですから、口頭試験では、「私は技術士法で定める技術士にふさわしい人間である」ことをアピールする必要があります。
「駆け出しの弁護士さん」はいますが、「駆け出しの技術士さん」はいません。合格した日から、「一人前の技術士さん」です。というか、そうでなければなりません。
そういう人が、技術士第二次試験に合格するのです。
筆記試験合格発表の日から口頭試験までの間に、技術士として不足しているところがあれば補っていき、口からでまかせではなく、真に「技術士にふさわしい人間」となり、そのことをアピールできるように頑張って下さい。
技術の応用能力しかり、制度の知識しかり、技術者倫理しかり・・・
あなたは今、「技術士」の称号をもらって恥ずかしくないですか。