技術士(機械部門、電気電子部門)の「だぁー」が、気が向いた時に、思いつくまま綴っています。 みなさんも、気が向いた時に、思いつくままコメント下さい。 拍手コメントは、非公開なので、どんどん、好き勝手書いてね。
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だぁーです
技術士試験(電気電子部門)に合格できたのは、なんと、アマチュア無線の
おかげでした。
「無線通信器とアンテナとの接続について、電気・電子の技術者として
高速高精度に伝送するという観点から最も気を付けるべきと考えられることを、
理由とともに論理的に述べよ。」
という感じの問題が出ました。
高校の物理でも、大学の電気工学概論でも習いませんでしたし、会社に
入ってからも無線通信に関する業務は行ったことがありませんでした。
小学生でアマチュア無線の免許を取ってから、中学生の時まで勉強したり
経験したりした無線機・アンテナに関する知識だけで回答しました。
でも、割とまともな論文が書けたと思います。
たぶん、この問題である程度の得点を確保したおかげで、論文試験が
なんとか合格点に達したのだと思います。
小学生の時から、「電気のプロ」の道を歩み始めていたのかと思うと、
感慨深い思いです。
技術士試験(機械部門)に続いて、技術士試験(電気電子部門)に合格し、ダブルタイトルとなります。
機械部門、電気電子部門は、昭和32年に「技術士制度」発足の時からあるクラッシックで、トラディショナルな部門です。(電気電子部門は、たしか、電気部門という名称でしたが...)
それから、今年でちょうど60年...
その間の科学技術の発展は目覚ましいものがあり、昔、機械工学の技術で実現していたものが、今は電子工学の技術やソフトウェアで簡単に実現できるものがたくさんあります。
僕が会社に入った1980年代は、機械装置「メカニズム」と電子工学「エレクトロ二クス」の融合の造語である「メカトロニクス」(略して「メカトロ」)という言葉がもてはやされ始めた頃だったのかと思います。
僕は、言わば、「メカトロニクスの申し子」だったようです。
今の仕事は、機械工学と電気工学・電子工学の両方を理解していないとできないものです。
30年を超える会社生活で、まさにこの「メカトロニクス」の世界で生きてきました。
僕は、構造物やバネやネジなどの機械要素を開発する純粋な「メカ屋」ではなく、半導体メモリなどの開発をする純粋な「電気屋」でもなく、モータやセンサなどで機械を動かすような装置を開発する「メカトロ屋」ということになるのかと思います。
「メカトロ屋」の僕としては、機械部門と電気電子部門の技術士のダブルタイトルとなったことで、
ようやく一人前と認められた思いです。
これからも精進します。
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今回の技術士試験合格で、多くの方から、このブログの拍手コメントや、Facebookでお祝いのメッセージを頂き、ありがとうございました。
試験勉強中から、「受験します!」宣言をして、皆さまの激励を頂いたことが、非常に励みとなり、なんとか合格することができました。
「有言実行」というとカッコいいのですが、黙って一人でやっていると、「まぁ、ええか」ってサボってしまうので、自分自身で宣言し、自分自身を追い込んでいただけです(^^;
もう、いい歳ですが、まだまだ、これから、エンジニアとして、いろんなことに挑戦して行きたいと思います。
その時には、また、皆さんのお力をお借りできればと存じますので、よろしくお願いいたします。
P.S. 拍手コメント頂いたHPさま
お祝いのメッセージありがとうございました。
これからもお付き合い頂きたいので、もしよろしければ、このブログのメッセージ欄か、Webサイトから、メールアドレスをお知らせ頂ければ幸甚でございます。
だぁーです
今日、技術士試験の合格発表でした。
無事合格することができました。
ほっと一息です。
次は、何の勉強をするか、真剣に考えないと...
ブログに書いたことがあると思いますが、僕の中学の頃の
夢は「電気のプロ」になることでした。
そこから、工学部に進むという一本道を歩みました。
工学部でも、第1志望は電子工学科でしたが、ちょっと
つまづいて機械工学科に進みました。
会社に入ってからも、機械の仕事をしていても、
電気もからむような仕事をして(させて?)もらっていました。
転職してからも、同じように、機械と電気の仕事を並行して
やってきました。
僕は、純粋に電気の仕事というより、機械と電気が絡んだような
ことが好きなので、決して回り道をしたとは思っていません。
55歳にして、技術士試験(電気電子部門)に合格し、
国家から「電気のプロ」であることを認めてもらい、
中学の時の夢が現実になりました。
皆さんは、中学生の頃の夢を覚えていますか?