だぁーです(^^)
会社から消防設備士甲種第1類(甲1)と甲種第4類(甲4)を
取って欲しいと言われました(・・)
消防設備士は、次のように分類されています。
乙種(第1類~第7類):消防用設備の点検整備ができる
甲種(第1類~第5類):消防用設備の設計・工事、点検整備ができる
第1類:屋内消火栓、スプリンクラーなど
第2類:泡消火設備など
第3類:不活性ガス消火設備など
第4類:自動火災報知設備など
第5類;金属製避難梯子など
第6類:消火器
第7類:漏電火災警報器
甲1の資格を持っていた方と、甲4の資格を持っていた方が
辞められたので、有資格者がいなくなったからとのこと...
僕に白羽の矢が立ったのは、技術士だと甲種の受験資格があるから。
普通は、乙種(誰でも受験できる)を取得して、点検整備の業務に
従事して、必要な年数の経験を積むと甲種の受験資格を得られます。
技術士以外でも、建築士、電気主任技術者や電気工事士、管工事
施工管理技士、アマチュア無線以外の無線従事者 などを持って
いれば、甲種の受験資格があります。
技術士試験は、応用能力と課題解決能力が問われる試験なので、
「その試験に合格したということは、消防設備に係わる業務を
したことがなくても、勉強すればできるはず」と考えられるので
しょうね。
それどころか、受験科目の免除もあります。
筆記試験は、「消防法令(15問)」、「基礎知識(10問)」、
「消防用設備等の構造・機能・工事・整備(20問)」のうち、
「基礎知識(10問)」、「消防用設備等の構造・機能・工事・
整備(20問)」が免除になります。
(甲1は技術士機械部門があるので免除、甲4は技術士電気
電子部門があるので免除)
なんと、45問中、30問が免除になります。
その上、先に甲1を取得したら、次の甲4を受験する際には
消防法令のうち共通項目(8問)も免除になり、45問中38問も
免除になります。(逆も可、つまり一つ甲種を取っていれば、
別の甲種を受ける際、消防法令の共通項目は免除になります。)
ちょっと、技術士を過大評価してるんじゃないでしょうか(^^;
技術士資格があれば、筆記試験は免除だらけなのですが、
実技試験(製図など)があるので、受験しなくていいだけで、
結局はきっちり勉強する必要があるんですけどね(^^;