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技術士だぁーちゃんの思いつくまま・・・

技術士(機械部門、電気電子部門)の「だぁー」が、気が向いた時に、思いつくまま綴っています。 みなさんも、気が向いた時に、思いつくままコメント下さい。 拍手コメントは、非公開なので、どんどん、好き勝手書いてね。

複数部門技術士を目指そう!

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複数部門技術士を目指そう!

だぁーです (^^

いろんな技術士の名簿を見ると、総合技術監理部門と
その他の一般部門の両方を持たれている方はよく見かけますが、
一般部門を複数持っている人はあまり見かけません。

総合技術監理部門とは、「科学技術の高度化・複雑化に伴い、
総合的な技術監理を行う技術者が必要である」ということ
でできた部門ですが、これは、エンジニアの資格ではなく、
どちらかというとマネージャーの資格だと思います。
今、この総合技術監理部門を上位の技術士、その他の一般部門を
下位の技術士ということにしようという動きがあります。

果たして、総合技術監理部門は、上位の技術士なんでしょうか?

例えば、機械部門だけを持っている技術士と、機械部門と
総合技術監理部門を持っている技術士なら、両方持っている
技術士の方が上って言えると思います。

しかし、機械部門と総合技術監理部門を持っている技術士と、
機械部門と電気電子部門を持っている技術士では
どちらが上なんでしょう?



例えば、「装置の回転速度を無段階で調整できるようにしたい」という
課題があったとします。

電気工学の知識が有る電気電子部門の技術士であれば、
電源の周波数を可変にすることなどで簡単に実現できます。

しかし、優れたメカニズムの専門家である機械部門の技術士で、
総合技術監理部門の技術士資格も持っているマネジメント
能力の高いエンジニアであっても、電源の周波数で制御するという
課題解決策は出てこないと思います。

これは、あくまでも簡単な例で、機械部門の技術士でも
電気工学の知識をたくさん持っている人は多数おられると
思います。

でも、そういう人が電気電子部門の技術士資格を取らずに、
総合技術監理部門という「上位」と思われている資格を取り、
それをゴールだと思っておられる人が多いのではないかと
思います。

一つの一般部門と総合技術監理部門を取ることがゴールでは
ないはずです。

技術士法では、資質向上の責務が謳われています。

僕を含め、技術士は、もっと上を目指さなければならないと
思う、今日この頃です。



技術士法 第四十七条の二

技術士は、常に、その業務に関して有する知識及び技能の
水準を向上させ、その他その資質の向上を図るように
努めなければならない。

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プロフィール

HN:
だぁー
年齢:
62
性別:
男性
誕生日:
1961/04/09
自己紹介:
おやじ技術士(機械部門、電気電子部門)です(^^
これからも、日々研鑽です(^^

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