技術士(機械部門、電気電子部門)の「だぁー」が、気が向いた時に、思いつくまま綴っています。 みなさんも、気が向いた時に、思いつくままコメント下さい。 拍手コメントは、非公開なので、どんどん、好き勝手書いてね。
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だぁーです。
久々の続編です。
大学4年で研究室に配属になりました。
研究室の学生の部屋には、NECのPC-9801FとSHARPのMZ-80Bというパソコンががありました。
当時、人気を二分したパソコンです。
PC-9801Fは、主に大学院生が研究にも遊びにも使ってました。
学部生はMZ-80Bでゲームをしていました。
プログラム電卓でのプログラミングにはまった僕は、他に使えるパソコンがないか、実験室など見てまわりました。
もう使っていない実験装置に、SHARPのMZ-80K2というパソコンが埃をかぶっていました。
助手の人に許可を得て、自分の机のところに持ってきました。
記憶媒体はフロッピーディスクではなく、カセットテープです。
BASICなどの高級言語は使えないマシン。
紙の上でアセンブリ言語でプログラムして、「ハンドアセンブル」と言って、プログラムを数値データに手で変換して、その数値データをキーボードから打ち込んでいくという、超原始的なパソコンでした。
皆が、順番待ちでFDD付きの新しいパソコンを使っているのに、僕だけ古いパソコンを独占して使ってました。
そこで役に立ったのが、プログラム電卓での機械語ライクのプログラミングです。
したいと思う計算は、だいたい何でもできました。(大した計算をしようとしなかっただけという意見もありますが...)
しかし、PC-9801FやMZ-80Bのようにグラフィックの機能はなく、文字しか出ませんでした。
ただ、「疑似グラフィック」という、文字のサイズのいろんな模様があり、その模様の組合せで簡単な絵なら描くことができました。
そのパソコンで計算とかしていない時には、僕が作った「鳩時計」のプログラムが動いていました。
ふだんは、扉が閉まった絵と、時刻が表示されているだけですが、ちょうど0分になると、扉が開いて中に鳩がいる絵に変わって、「ぴっぽ、ぴっぽ」って鳴るようなプログラムです。
それ以外にも、ストップウォッチの機能があったり、目覚ましの機能があったりと、なかなか優れものの時計でした。
自画自賛...(^^;)
そいつとは、卒業するまで約1年間、いい相棒でした。
なかなか優秀な遊び相手、兼、計算道具でした。
新しいパソコンでゲームばっかりしていた友人たちより、埃をかぶっていた古いパソコンでプログラミングをして遊んでいた僕の方が、よっぽど楽しいパソコンライフだったと思います。
楽しかったなぁ...
大学を卒業して、会社に入った頃は、PC-9801の全盛期...
この話は、また次回に...