だぁーです(^^)
技術士第二次試験の受験申し込みも終わり、そろそろ本格的に試験
勉強をし始めた頃やと思います。
前にも書いたことがあると思うけど、技術士第二次試験の筆記試験は、
部門全体のマークシート試験と、選択科目の論文試験で構成されます。
マークシート試験についてのアドバイスは、「
続・初めて技術士第二次
試験を受ける方へのアドバイス(^^)」で書いたので、今日は論文試験の
ことを書こうと思います。
僕の場合は、選択科目は機械部門の中で「材料力学」という科目です。
論文を採点するのは、「材料力学」の専門家ですが、「材料力学」なら
何でも深く知っている訳ではないと思います。
何か、特によく知っている分野はあるでしょうが、その他の分野は
「浅く広く」知っていると思ってよいのではないでしょうか。
「材料の破壊のメカニズムの研究」者かもしれませんし、「コンピュータ
解析」をしている人かもしれませんし、僕のように設計の検証として
強度評価をしている人かもしれません。
だから、どんな専門家の人が試験官であっても理解してもらえるような
論文を書く必要があるということです。
例えば、設計屋の僕が試験官だったとして、コンピュータ解析の
専門用語ばかりずらずら並べられた論文を見たらどうでしょう...
得点をつけられないですよね。
ですから、「材料力学の一般用語」を超えた専門用語は使わずに、
論文を書く必要があるということです。
問題が、自分の専門とする分野とばっちり一致したら、ついつい
自分の知っている専門用語を並べてしまいがちですが、試験官の
専門分野が別なら、全く評価されないことになってしまいます。
論文試験は、「選択科目の一般用語」より難しい用語は使わないと
いう思いで書いて下さい。
ご健闘をお祈りします。