技術士(機械部門、電気電子部門)の「だぁー」が、気が向いた時に、思いつくまま綴っています。 みなさんも、気が向いた時に、思いつくままコメント下さい。 拍手コメントは、非公開なので、どんどん、好き勝手書いてね。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
だぁーです (^^
電験三種の合格率について調べてみました(^^
前にも書きましたが、電験三種の試験は、4科目あり、すべての科目に
合格して、ようやく資格取得となります(・・)
ただ、科目合格という制度があり、一度合格した科目に関しては、
その後2年間、試験が免除となります(^^
今回、僕が知りたかったのは、初めて受験して4科目制覇=資格取得と
なる合格率です(^^
科目合格の制度があるので、1科目だけの受験者から4科目すべて受験する
受験者がいます(^^
電験三種の試験の管理を受託している「一般財団法人 電気技術者試験センター」から
発表されるのは、「合格率」と「科目合格率」です。
合格率:「今回で4科目制覇した人数」÷「受験人数」
科目合格率:「最低1科目は合格したが、4科目制覇していない人数」÷「受験人数」
今年度は、合格率は8.1%、科目合格率は26.6%です。
合格率は、既に科目合格を何科目か持っていた人が圧倒的に多いと思います(^^
また、科目合格率は、合格した科目数が少ない人ほど多いと思います(^^
これだけのデータでは、僕が知りたかった「初めて受験して4科目制覇する合格率」は
分かりません。
どのように計算したらよいかわからなかったのですが、Webでこんな計算をしている
人がいましたので、その人の計算結果を使わせてもらいます。
その人の計算では、「初めて受験した人」も「初めて受験したときに全科目不合格」だった
人も含めて「今回の試験で4科目すべて合格した人」として評価されています。
「今回の試験で4科目すべて合格した人」は、なんと、1.7% (・・)
ですから、「初めて受験して4科目制覇した人」は、1%にも満たないと思います(^^;
電験三種のために専門学校に通っている人、通信教育を受講してる人、2年3年計画で
勉強している人...
仕事の実務で、電気設備の管理をしている人...
いっぱいいます(・・)
一方、僕は、4月末の技術士試験受験締切まで、「技術士(総合技術監理部門-機械)」、
「技術士(総合技術監理部門-電気電子)」、「技術士(建設部門-鋼構造・
コンクリート)」を受験しようか悩んでいて、電験三種の受験を決めたのは5月...
そんな人の中で、上位1%に入るのはちょっと無理やったかな(^^
上位1%っていうと、正規分布表で見れば、2.33σくらい (・・)
偏差値でいうと、73くらいですね (^^
技術士試験より難易度は低いと言われていますが、
やっぱり、一発合格は無理やったか(^^
単なる、言い訳です(^^
だぁーです
先日の電験三種で「電力科目」の不合格はほぼ間違いないと思います。
ということで、不合格の原因を分析してみました。
電験三種では、以下の4つの科目があります。
・理論科目
・電力科目
・機械科目
・法規科目
で、この4つの科目の全てに合格して、ようやく電験三種が合格ということになります。
技術士試験(電気電子部門)との違いを見てみます。
技術士試験(電気電子部門)では、以下の科目があります。
・必須科目
・選択科目(「発送配変電」、「電気応用」、「電子応用」、「情報通信」、「電気設備」の5科目から1科目選択)
必須科目では、5つの選択科目全般に渡っての浅く広い知識が問われます。(マークシート)
選択科目では、5つの選択科目の中から選択した1つの科目に対して、深い知識、経験に裏打ちされた応用能力、課題解決能力が問われます。(論文)
必須科目は、5つの選択科目の問題が、合わせて20問出題され、そのうち15問に回答することになっています。
つまり、『5問は完全に捨てることができる』ということです。
僕が今までしてきた業務は制御装置の開発なので、科目としては「電子応用」ということになります。
当然、選択科目の論文試験で深い知識を求められる「電子応用」を重点的に勉強してきました。
制御装置の開発には、「電子応用」がメインですが、それ以外に「電気応用」、「情報通信」、「電気設備」の知識もある程度
必要となりますので、技術士試験(電気電子部門)の勉強をする以前から、ある程度の知識を持っていました。
しかし、制御装置開発の業務には、ほとんど「発送配変電」の知識は必要ないので、今まで勉強したこともありません。
で、技術士試験(電気電子部門)の必須科目では、「発送配変電」に関連する問題が、『捨てられる5問』となってしまいました。
ということで、技術士試験(電気電子部門)の勉強では、「発送配変電」に関しては、ほとんどしなかったというのが実情です。
電験三種では、技術士試験にはない「法規科目」がありますので、それなりに時間を割いて勉強しました。
残りの3科目については、本来、ベースとなる知識の少ない「電力科目」を多めに勉強する必要があったのに、
「理論科目」、「機械科目」と同じくらいの割合で勉強したことが、今回、電験三種の試験で4科目制覇できなかった
原因だと思いました。
そもそも、受験を決めたのが遅かったので、トータルの勉強量が少なかったのですが...
来年は、科目合格できなかった「電力科目」だけ(と思う)の受験になるので、早めにスタートして、
十分な勉強量を確保したいと思います。