技術士(機械部門、電気電子部門)の「だぁー」が、気が向いた時に、思いつくまま綴っています。 みなさんも、気が向いた時に、思いつくままコメント下さい。 拍手コメントは、非公開なので、どんどん、好き勝手書いてね。
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だぁーです。
また、口答試験に関する話題を・・・
口答試験では、その業務に携わった者でないとわからないことを質問されると言われています。
僕の場合、提出した「業務内容の詳細」でも、口答での回答でも、爪の「形状」のことしか言っていなかったので、この質問が、「当事者にしかわからない」ことに関する質問だったのかもしれません。
試験官「ところで、この爪の材質は何ですか?」
だぁー「SUS630です。」
試験官「SUS630? あまり聞いたことがないなぁ・・・」
だぁー「SUS630は、析出硬化系ステンレス鋼で・・・
熱処理は・・・
この材料を選んだ理由は・・・」
試験官の方が、うんうんうなずきながら聞いてくれたので、ついついしゃべりすぎて・・・
質問への回答以外は、話しすぎない方がいいらしいです。
僕のような、経験がありすぎる「おやじ受験生」の方は、要注意かも。
だぁーです。
また、口頭試験の話です。
1問だけ、うまく答えられない質問がありましたので、紹介しておきます。
「技術士を名乗ることの、倫理的な意義は何ですか?」
(うーーーん...)
どう答えて良いか分からず、絶句してしまいました。
知っている/知らないの問題ではなく、どう考えるかの問題なので、
(何か答えないと...)
と思い、とにかく話し始めました。
「技術士を名乗るということは、技術士試験に合格したということで...」
(まぁ、そうやけど...)
「高い倫理観を持っているということを国家に認めてもらった人間であるということです。」
(ええんかな?)
「ですから、技術士を名乗るということは」
(えーっと)
「高い倫理観を持っているということを、先方に知ってもらえるということが、」
(いうことが...?)
「技術士を名乗ることの倫理的な意義...です...か?」
みたいな、尻切れトンボみたいな回答になってしまいました。
この質問以外は、だいたい適格に答えられたと思うのですが、この1問のために、12月20日の口頭試験の日から3月2日の合格発表の日まで、悶々と過ごすことになってしまいました。
今でも、この回答でよかったかどうか分かりません。
どなたか、技術士の方がこのブログをご覧になっておられたら、どう回答したらよかったのか、アドバイス頂きたく存じます。
だぁーです。
50歳を超えてから受験して、今年、技術士(機械部門)になりました。
これをきっかけに、何かを始めようと思い、HPを開設しました。
少しでも、誰かのお役に立てられたらと思います。
今後とも、よろしくお願いします。